概要
- 第41回大会 小松鉄人レースの鉄人の部でエイジ1位になれました!
- 約42年前からある歴史ある大会です。
- 鉄人の部は、変則(変態?)デュアスロンです。
- BIKE: 57km(行き40km、帰り17km)
- 登山: 7km
- RUN: 20km
小松の場所はこのあたりです。金沢から西へ40kmぐらいです。粟津温泉のすぐ近くです。
リザルト
4時間19分40秒でした。
アーカイブのために全リザルト
登山の雰囲気
2019年の大会のときの動画を大会運営事務局が撮影していたのでご参考にどうぞ。
レポート
7、8月は基本的な体調が不調でトレーニングを積めていなかったのでStravaの状態Fitnessがかなり下がってます。8月後半からは少しは良くなったのでトレーニングを再開してなんとか本番に間に合わせたって感じです。
それでも、体調が万全ではないので高強度の練習が全然できませんでした。garminに無酸素運動しろと怒られる毎日でした。
前日準備
この大会は前日受付が必須です。
ついでに、バイクも預託してきます。バイクラックはドーム内に有るので雨に濡れないので大変ありがたいです。
シューズを3足用意するのが面倒です。ラン、バイク、登山それぞれでシューズが違います。
ギア
登山用はサロモンの新品シューズです。登山を何回かするとグリップ力が無くなるという短命なので1回トレーニングで試し履きして2回目の利用です。(上記の写真のリュックの中に入っています)
ラン用はASICSのLYTERACERです。こちらも短命なのでトレーニングで1回試し履きした後になります。
お腹の冷え対策には、100円均一で売っている食器棚用の銀色のシートをお腹に仕込みました。これを使うと、濡れたウェアがお腹に直接接触しなくなるのでお腹が冷えなくなります。
補給
最近はメダリストのジェルが美味しくて補給が苦にならないので愛用しています。
バイク中に1本。登山中に1本。ラン中に2本(1本はカフェイン入)です。
また、給水に関してはバイクにボトルを2本。1本は掛け水、1本は電解質タブレットを溶かしたもの。(水が多くて薄かったので激まずでした)
適宜、水分の接種を促進するために「塩熱サプリ」をランで持参しました。ランのときは10個ぐらい摂りました。エイドステーションの直前に食べたり、エイドステーションの直後に食べたり、その時の状況に応じて摂取してました。このタブレットを摂ると体に水分がすごい勢いで吸収されます。
試走
準備が終わったら、ランコースを5kmほどペース走しました。気温、風向き、湿度がレース時と同じ状況だったのでどんな感じかをテストして見るためです。
1st bike 40km
お天気はこんな感じです。風が昼になるに連れ強くなっていきます。
ウォームアップは、軽くストレッチとジョグ300m、ウィンドスプリント6本です。トレーニング不足なのでアップをちゃんとやると疲れちゃうので最低限にしておきます。ローラー漕いでる人も居て、かなり気合入っている方もいらっしゃいました。
去年はbikeで踏みすぎて見事に撃沈しました。FTPの5%下ぐらいを1時間42分でした。
今年のバイクはは、ほんと命大事に。メインは最後のラン20kmと肝に念じて序盤はスローを心がけていきました。獲得標高は300mほどあります。
2023年は過去で一番遅いタイムです。
スタート後は、無難に集中して脚を使わないでウォームアップという気持ちで進みました。
しかしながら、上りが2本あるので体力はちょっと消耗した感じがしました。
登山
トライアスロンのように、バイク終わりのときにシューズを脱いでいたのでトランジションはかなり早く済ませました。
この時点では、総合7位と声をかけられました。意外と速いです。
登山口まで2kmほど普通の道をランです。2人ぐらいに抜かされました。バイクで40km走っているので脚が重いです。
まだまだレースは序盤(5時間中の1時間ちょっと)なので脚をランに慣らすためにも4:40/km程度のジョグで進みます。登山の入り口では軍手を支給されるので受け取ります。これは絶対受け取るべきです。登山中にロープを使ったほうが断然速く登れるからです。あと、下りのときもロープを掴みながら行ったほうが安全に速く下れます。
今年から、登山コースが10kmから7kmに変更になりました。小さい山を1つ超える必要が無くなりました。動山の山頂からの眺めはいつも最高に良いのですがスマホを持っていないので撮影できないのが残念です。Google Mapsの写真だとあまり眺望の良さが全然伝わらないです。
以前は、山頂で給水がありましたが今年からなくなりました。残念です。
山の中腹には何人も応援の人が居てくれて名前を読んで応援してくれるので心強いです。
そして、いつもは下山したところにある弘法水という飲めるクオリティの湧き水があっていつもは水をかぶっていきますが、涼しいので今回は素通りです。
バイク 20km
下山していきます。ここも次のランに備えて踏みすぎないように行きます。
基本的に北へ向かうのでずっと向かい風です。途中に追い越し禁止区間が2箇所あります。今回は運悪く両方とも遅い人に引っかかってしまいました。
1箇所、小松CCの30mの上り5.5%があります。ここもインナーローで一切ダンシングしないで乗り越えていきました。
1人追い越せました。
ラン 20km
風が涼しかったので比較的走れました。涼しいといっても、普段からデスクワーク&家の中ではずっとエアコン生活なので暑さには慣れていません。
最初の峠越えで歩きました。心拍数が160bpmぐらいになると歩き、150bpmぐらいに落ち着いたら走るを繰り返してました。
全エイドで立ち止まって掛水をしてポカリ、フルーツを摂取しました。かつて、コロナ前は日本一のエイドステーションの大会を謳っていたというのもあってエイドは充実しています。コロナ後はちょっと寂しいですが。それでも、梨、オレンジ、笹寿し、メロン、ミネラルタブレットなどがあったと思います。
塩熱サプリのおかげで水分は吸収され、ジェルも予定通り取れました。
とはいっても、後半はペースが落ちてきて結構抜かされました。。。
ラン最後の2kmはすぐ後ろに鉄人の部のゼッケンが何人も見えたので頑張ってペースを上げて走りきりました!頑張ったけど、ペースはキロ5分という悲しい感じです。
私のゴール前後のタイムは結構密集してます。
レース後
足のマメ対策としてメリノウールソックスも良い感じでした。シューズがずぶ濡れでもマメは一切なし。
レース後は、まぶたの痙攣と手先の痺れがあったので軽い熱中症でしたが、かき氷を食べて復活しました。
レース直後の状態でやっと血管が浮き出るぐらいになりました。
まとめ
- 山での応援、エイドステーションでは名前を呼んで応援してくれるのでとてもあたたかい大会です。競技説明会はYouTube、質疑応答は運営と参加者が入ったLINEコミュニティを使うといった取り組みも行っており先進的です。(10年前は郵便小為替でしかエントリー費用を振り込めないというハードルが高い大会だったのに)
- 100%出し切るのが難しいのでチャレンジしがいの有るレースです。
- そのうち、鉄人の部へ向けたトレーニング内容もまとめようと思います。
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