概要
- 2021年12月26日に400mlの献血をして、翌日に1000mのインターバルトレーニングをしたらめちゃくちゃ息がすぐに切れるので献血が有酸素運動にどの程度の影響をもたらすかを調査してみました。
- 以前から、献血後はいろいろな能力が低下する気がしているので調べてみます。
自分の血液量の計算
とりあえず、自分の血液量がどのくらいなのかというと、5.2kgっぽいです。
400mlとなると、比重が1.055なので422gとなります。よって、全血液の8.1%程度が失われたことになります。
有酸素運動に大きく影響するのが血中のヘモグロビン量です。ヘモグロビンによって酸素が体に運ばれるので、それが8%失われたことになります。
では、この失われたヘモグロビンがどのくらいで回復するのかを見てみると、、、、
400mL献血の場合は、約3から4週間で回復すると言われています。
https://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000008555.html
回復まで1ヶ月近くかかるとは。。。長過ぎます!
大会の1ヶ月前には献血はしてはいけません!(っていうか、練習のことも考えると、献血あとはパフォーマンスが落ちるから献血は避けたいところ。。。)
献血所で、水を沢山飲んでくれと言われるから水分が補給されれば、すぐに回復するのかと思っていましたが、実際は違いました。
400ml献血の間隔が8週間なのも納得です。
水分補給をする理由は、ただ単に失われた水分量を補うだけのようです。よって、水分を摂っても脱水を回避するためだけです。水分量で換算すると0.6% (0.42/68.0) 程度なので大したことはなさそうです。
体内の水分が2%失われると運動能力が低下
https://www.otsuka.co.jp/nutraceutical/about/rehydration/water/dehydration-signs/#:~:text=%E4%BD%93%E5%86%85%E3%81%AE%E6%B0%B4%E5%88%86%E3%81%8C2%EF%BC%85%E5%A4%B1%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%A8%E9%81%8B%E5%8B%95%E8%83%BD%E5%8A%9B%E3%81%8C%E4%BD%8E%E4%B8%8B&text=3%EF%BC%85%E5%A4%B1%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%A8,%E6%AD%BB%E3%81%AB%E3%81%84%E3%81%9F%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
3%失われると、強いのどの渇き、ぼんやり、食欲不振などの症状がおこり、4~5%になると、疲労感や頭痛、めまいなどの脱水症状があらわれます。 そして、10%以上になると、死にいたることもあります。
献血が与えるスポーツに対してのメリットは、献血後はすぐに息が上がるので心肺を鍛えるためには良いのかもしれません。すぐに心拍数は上がるし、息が切れるので。。。目標としている練習内容はこなせないのでメンタル的には辛いと思います。
ヘモグロビンの重要性
有酸素運動に一番影響するのがヘモグロビンです。献血によってヘモグロビンの量が減ることによってスポーツのパフォーマンスが落ちます。
よって、逆にヘモグロビンを増やせばパフォーマンスが上がります。まぁ、その手法はすでにツール・ド・フランスで行われていたことは有名です。
自分自身の血液を保管しておき、レースの前に再度、体内に戻すことにより造血をはかる自己血輸血
https://www.frutafruta.com/minagiru/relationship/
ヘモグロビンの増やし方
貧血のときに食べる物を食べるのが良さそうです。鉄分とその吸収を助けるためのビタミンCが必要っぽいです。
まとめ
- 400mlの献血をしたあとに、もとに戻るまでに3〜4週間かかるので献血をする時期には注意する
- 回復のためには鉄分を取る。

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