概要
- 梅雨に入って、冷房をつけながら室内でトレーニングをする機会が増えてくると思います。
- そこで気をつけなければいけないのが二酸化炭素濃度です。
- CO2濃度は集中力や体調に大きく影響する指標です。
実験
- 30分間、冷房をつけてZwiftのレースに参加したときのCO2濃度を計測。
- 450PPMから1500PPMに上昇しました!
- 実験環境は15畳ぐらいぐらいあるリビングです。
- 理論値ではありますが、同じ運動をあと30分やったら、2500PPMになってしまいます。
- 住宅内で激しい運動するときは積極的な強制換気が必要そうです。
トレーニングした内容はこちら
CO2濃度の目安
<おおまかな二酸化炭素濃度の目安>
https://ch.nicovideo.jp/tks/blomaga/ar932992
350~450ppm 過剰な換気(外気:330~400ppm)
450~700ppm 理想的な換気レベル
700~1000ppm 換気が不十分(室内では1000ppm以下に抑えることとされている※)
1000~1500ppm 悪い室内空気環境(学校環境では1500ppm以下が望ましいとされいる)
1500~5000ppm これ以上の環境で労働をしてはいけない(労働安全基準法では、5000ppmが限度)
5000ppm以上 疲労集中力の欠如(締め切った車の中は、5000ppm以上になることもあるらしい)
※建築物衛生法、建築基準法、労働安全衛生法
1500PPMは、勉強するにはかなり悪い状態という部類です。
多人数が密集するようなジム、ちゃんとしたオフィスなどは空調をちゃんと考えられており結構な勢いで強制換気をしています。
2003年7月1日に建築基準法が改正され、マンションでは換気扇を24時間回すことが義務化されました。しかしながら、普通の生活をする前提なので運動をするとなると換気量が全然足りません。
感覚値としては、負荷が高めの運動中は窓を開けて扇風機を外に向けて換気するくらいじゃないと賄えないです。
CO2濃度の例
以下は、リビングのCO2濃度をグラフ化したものです。
CO2モニタ
co2-miniというデバイスを1年前に買って使っています。在宅が増えたせいで、CO2モニタが日本中で欠品が多いです。
以下のCO2センサを買ってセンサから値を取るようにすれば安いし、在庫もあるようです。
換気をしたいけど空調効率を上げたい場合
ロスナイという製品があります。換気をしつつ、空気の熱交換を行う仕組みです。(オフィスに設置されていますが、効果は微々たる感じではありますが)
普通はオフィス用ですが、家庭用にも製品が作られています。
まとめ
CO2濃度に気をつけて室内トレーニングを!
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