Specialized Shivを買って、200km乗ってみた感想

機材

概要

購入してから1ヶ月が経ち、200kmほど乗って見たので色々まとめてみようと思います。

背景

  • レース用のビンディングシューズを買いに、Specializedのお店に立ち寄ったのがきっかけ。
  • ついでに、「高い買い物するなら増税前にしておこう」と思っており、Shivの話を聞いていたら、結構買うモードになってきたので。

     

  • Ceepo、Cervelo、BMCあたりをリサーチしていると、同グレードではShivが一番安い事がわかりましました。

  • ホントはそれぞれ試乗したいけどフィッティングもあるからそうも言ってらんないので、細かいこと言ってないで、とりあえず買ってしまおうと思った次第です。

  • 現時点で、トライアスロン専用バイク謳っているのはSpecializedだけっぽいですね。他はTTバイクが基本で、トライアスロンでも使えますよという感じです。後に、Scottや、中小メーカーも出してきいます。

    • 他社はTTバイクをトライアスロンに流用しているので、アタッチメントやらハイドレーションやらでお金も追加でかかるし、空気抵抗にもなってしまうってことで、完成車を買って追加コスト無しで実戦投入できるので、ますますShivのお値打ち感が出てきました。

上位グレードと下位グレードの比較

Shiv Expert, Shiv Pro, S-worksのスペック比較表を作ってみました。
まぁ、大きく違う所はコンポーネント、ホイールあたりですね。あとは各々パーツのグレードがほんの少し違う程度かなと思います。

shiv-comparison

ハイドレーション

Shivの最大の特徴である、ダウンチューブ内に格納できるハイドレーション!

Specialized Shiv hydration system

Shiv Proはこのバッグが別売り。。。そして、ホースは逆流防止弁が付いていないので、別途チューブセットを購入して取り付けました。↓

Specialized Shiv hydration system

山登り用のハイドレーションなので、流量が少ないです。しかしながら、レース中は息が上がっているため、素早く大量に給水する必要が有ります。
ICIの店員に相談したところ、カッターで切り込みを深くすれば流量が増えるとアドバイス頂き、上下に5mm程度広げました。
マグネットホルダーが使えなくなっちゃったけど、ホースはDHバーのパッド下に丸めておけば問題無いです。

このハイドレーションバッグの臭いがきつくて、真水だと口の中にプラスチックの味が残って気分が下がるので、味付きのドリンクを入れましょう。

雑感

写真と共に紹介していきます。

Specialized Shiv Pro Race DA

ステムは細かくポジション調整出来ます。身長176cmで、2コラム目の高さにしています。もう1段下げてもいいかも。
フレームはMです。

Specialized Shiv Pro Race DA

MAGURA 6TTブレーキ。油圧です。ワイヤーの伸びが無いので、ダイレクトにブレーキングできます。トライアスロンではターンがあったりするので、ブレーキはなにげに大事。

Specialized Shiv Pro Race DA
Specialized Shiv Pro Race DA

シート後ろに元からドリンクホルダーが付いています。結構堅いし、乗りながら出し入れするのは大変なのでリプレース予定。

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リヤのRT6ブレーキはBB下に付いています。

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11スピード。プラスチックのガードを外したい。。。

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Dura-Ace。バキバキと変速が決まるので気持ちいです!

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TURBO PROのタイヤ

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サドルはSitero PRO

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フロントディレイラーはULTEGRA

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フルカーボン フレーム

買いか!?

なぜか海外だとShiv Proが70万円ぐらいで、日本に比べて1-1.5割くらい高い値段なので、日本で買うだけでお得感あります。(今が若干円高っていうのも理由)

他のTTを比べてみればわかると思いますが、Dura-Aceでこの値段のTTバイクは少ないと思います。

Shiv Expert買うなら、Proがいいです。コンポも良くなるし、ホイールだけで25万円するので、その分元はとれちゃいます。

40kmのタイムをCannondale R700と比べると、4分以上速くなっています。(1時間14分台 -> 1時間9分台)。フルカーボンなので脚も残る印象。

さすがに、S-Worksは金額は約2倍になるけど、おそらくパフォーマンスは数パーセントの違いだと思うので、さすがに最初の買い物にしては、ちょっと引くような金額なので。S-Worksの文字は格好いいけど我慢。

ちょっと悔やまれる点は、TTレースに出るにはちょっと力不足になってしまうかなぁという点です。トライアスロン用バイクなので、長時間楽に乗れてハイドレーションが付いていることが特徴なので、短時間のTTでは不利になるかなぁと思います。TTとトライアスロンバイク、それぞれ利点欠点ありますからねぇ。どちらを取るかですかね。

ペダルは、AmazonでDura-AceのPD-9000を17,000円ぐらいで買いました。

SHIMANO(シマノ) ペダル デュラエース SPD-SL PD-9000 52mm DURA-ACE
プロツアーチーム使用モデル。インジェクション成型によるカーボンコンポジットボディ採用で優れた耐久性と軽量性。高剛性かつワイドなペダル踏面で抜群の安定性と最高レベルのペダリング効率を実現。

コメント

  1. まる より:

    初めてコメントします。
    同じくSHIVユーザーですが、ホースの先のマグネット固定については、
    ホームセンターで売っている小型マグネット(数百円)を2つ自転車とホースにビニールテープで
    固定すれば解決すると思います。

    ちなみに、走行中に内蔵ハイドレーションにドリンク追加する工夫とか何かされていますか?
    自分はミドルの時に結局うまく追加できず、ドリンクステーションでもらったボトルを
    そのまま飲んでいました。今度ジャパンに出るので、それまでにDHバーに取付るハイドレーション
    買おうか、悩んでいます。

    • Yuki Matsukura より:

      >小型マグネット
      なるほど!熱帯魚の濾過用チューブのホルダーを改造して使おうかと思ってました。
      ホースの癖が強くてマグネットでは弱いかと思ってました。

      ドリンクステーションのボトルをそのまま使うか、内蔵ハイドレーションに入れるかは難しい所ですね。トータルでどっちの方がタイムを短く出来るかが個人によって違ってくるのかと思います。

      とりあえず、走行しながらボトルから内蔵ハイドレーションにドリンクを入れる練習をしてみては如何でしょうか??

    • Yuki Matsukura より:

      1年前のコメントですが、いろいろ知識レベルが上ったので、再度コメントしておきます。

      レース中に、Shivのハイドレーションに水を補充しない方が良いとおもいます。理由は、タイムロスが大きく、走行しながら補充するのが難しいためです。Shivの内蔵ハイドレーションにはスペシャルドリンクを入れて、レース中に受け取ったボトルはドリンクホルダーに入れておくという使い分けが良いと思います。

      • Yuki Matsukura より:

        進化があったので追記します。

        ロングの場合、内蔵ハイドレーション、サドルに付けたドリンクホルダー1本の合計2種類ではちょっと役割不足になります。
        DHバーに1つか、サドルに2つ付けられるようにして、合計3種類のハイドレーションを上手く使い分ける事が良さそうです。

        例:

        1:DHバー:ジェルを積んだエナジーボトル
        2:内蔵ハイドレーション:メインのハイドレーション(予備からエイド手前で給水する)
        3:サドルハイドレーション:予備のハイドレーション(エイドでもらったら刺しておく)

        こうすることで、いつでも予備ハイドレーションを確保しつつ、飲みやすい状態で給水できます。

        ライド中にShivの内蔵ハイドレーションへの給水は多少のタイムロスがありますが、問題無さそうです。

  2. やっちん より:

    同じくSHIVを持っています。
    フロントディレイラがうまく動きません(デュラエース9000)
    アンダーチューブからはワイヤーだけ出せばいいのでしょうか?
    どうかお知恵をお貸しください。

  3. やっちん より:

    そうですか。
    有難うございました。

  4. モンダミン より:

    読んでいただけたら幸いです。
    シートチューブに着いているストレージが上手くハマらないので写真等で詳しく教えていただけると幸いです。

    • Yuki Matsukura より:

      もうShivを手放してしまったので手元にありません。。。
      三角形のストレージのことでしょうか?装着するときには普通に上から下に落とす感じで装着できていました。外すときには爪を少し持ち上げて外す必要があって分かりづらい感じはしました。

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