概要
今まですべての練習、レースで1つのシューズを利用していたが、さすがに見た目的にボロボロになってきたのと、ヒール回りの剛性感が低くなってきた感じがあるので買い替えを検討していました。
バイクシューズって、クリートの位置を調整し直さないといけないし、剛性が高まると靴ずれしやすくなるのでフィッティングが面倒だなぁという理由で敬遠しておりました。
3年ほど前にも、Hi-Ridgeでフィッティングしてもらったときに「あとは、シューズを変えればもっと楽に漕げるよ」とは言われていたので、ずっと気にはしていました。
軽く調査
ということで、バイクシューズメーカーはShimano, Giro, Specialized, fizik, Mavic, SIDI, Raphaあたりがあるかなと思います。
グループでのバイクライドのたびに、周りの人がどんなシューズをつかっているのかをチェックしていたところ、Specializedが多そうだったのでバイクと一緒のSpecializedにしようとしました。
Specializedのロード用の一番高いグレードだと定価で4万円とか5万円とかします。もう、トライアスロンはしばらくやる予定が無いのでトライアスロン用のシューズは除外します。
買ったもの
S-WORKS 7 ROAD SHOE WIDEのサイズ43を買いました。
商品説明
完璧なサイクリングシューズの条件とは?秀逸なパワー伝達性能。快適この上ない履き心地。一目でそれとわかるデザイン。これらすべてを備えたS-Works 7 Roadに、妥協は一切ありません。
開発にあたっては、一切制約を設けないアプローチで、ライダーのパワーを余すところなくペダルに伝えることを目指しました。軽量化されたうえ剛性が増した新型Powerline™カーボンソールは、Rider-First Engineeringを開発したのと同じチームが生み出しました。特筆すべきは、このソールがスペシャライズド史上最軽量で最高剛性のカーボンアウトソールにつながったことです。一方、全面的に刷新されたPadLock™ヒールは前のバージョンと変わらぬ優れたかかと保持力のままで快適性が向上。さらに、アッパーに使用されたスペースグレード(宇宙開発で求められるレベルの品質)のダイニーマ™素材はシューズを履いても伸びないので、足がつねにあるべき位置に保たれます。これらすべての特長が組み合わさっていますから、「パワーの1ワットまですべてが神聖」というモットーに忠実に作られたシューズだと確信していただけるはずです。
快適性の面では、ライダーに定評のある縦足弓のアーチサポート、内反ウェッジ、中足骨ボタンといったBody Geometryの特長はすべてそのままです。いずれも人間工学に基づいて設計され、パワーを増大させるだけでなく、効率を高め、ケガのリスクを減らすことが科学的テストで証明されています。また、S-Works 7のデザインにあたっては、機能を引き立たせる形状で、かつ高級感を出すことも考慮しました。接合部は縫い合わせではなく圧着で、見た目がすっきりしているうえ、ルームウエアのような快適さで足にぴったりなじみます。CNC(コンピュータ数値制御)加工されたカスタム仕様の合金製Boa®ダイヤル式クロージャは耐久性の高いスプリングクラッチ式の内部構造を備え、ミリ単位の正確な微調整で完璧なフィットを実現します。
S-Works 7はスペシャライズドの持つシューズの知識すべてを妥協も近道もなしに1足に詰め込んで具現化した、爆発的なスピードと極上の快適さをもたらす製品です。
■Body Geometryのソール構造とフットベッドは、股関節、膝、足の位置を整列させることでパワーをさらに引き出し、効率性を向上させ、怪我のリスクを減らします。これらは人間工学に基づいて開発され、科学によってその性能が裏付けられています。
■最軽量かつ最高剛性のFACT Powerline™カーボンソールは大規模な圧力マッピングの研究と最先端の素材の賜物。パワー伝達を最大限高めます:剛性指数15.0
■Dyneema®メッシュにより、一方向にのみわずかに伸びる以外、その他の方向には全く伸びない新素材。前作並みのホールド性に加えて、大幅に快適性が向上。
■BOA® S3-Snapアロイダイヤルは調整が容易で、操作感も抜群。Boa®の製品寿命内保証付き。
■加速の向上が実証されたPadLock™ヒール構造。構造を見直し、ホールド性を犠牲にすることなく快適さをプラス。
■チタン合金製クリートナットを回転させることで、ペダル/クリート取付け位置を5mm後方に移動可能。
■内部にスクリューを組み込み、安全性を高めた、滑らない交換式ヒールラグ。
■つま先に余裕を持たせて究極の一体感と快適性を実現した新型ラスト(靴型)。
■主要なロードペダルにフィットする3ボルトパターンのクリート。
■重量:約224g(片足、サイズ42)
余談ですが、今まで使っていたバイクシューズはこちら。確か2014年あたりに初めてデュアスロンの大会に出るから買ったような気がします。その頃はちゃんと競技をやるかどうかもわからないし、シューズなんてどのくらいこだわればよいのかもわからないので、エントリーモデルを買っていた気がします。
2013 SPECIALIZED COMP RD
iPhone 13 Proにしたら、レンズが大きくなったのでボケが出て汚いものが少し美化されて写りますね。
S-WORKS 7 ROAD SHOEを使ってみた感想
シューズでこんなに違うのかってぐらい違いがわかります。
今までは重りをつけてペダリングしていたっていうようなぐらい違います。
今までのくたびれたバイクシューズから最高峰のグレードに変わったので差が激しいです。まず、剛性感が全然違います。COMP RDは全体的に樹脂製でしたが、カーボンに変わったことで力がダイレクトに伝わります。
また、同時にフィット感が高いので無駄なマージンが生まれずに足からかけた力が直接伝わります。COMP RDのほうはソール回りにスポンジっぽいものがあったりして快適性が重視されたような作りになっています。それでいて、S-WORKS 7のほうは靴ずれしそうな感じは全くありません!まだロングライドをしていないのでわかりませんが、問題無さそうな感じがしております。
そして、軽いからペダリングが楽です。ペダリング時にバイクシューズはただの重りでしかないので軽ければ軽いほど有利なはずです。ある程度慣性も必要なので0gだったら最高というわけではありませんが、とりあえず今回は軽くなったことによってペダリングが超楽になりました。特に、ダンシングや下死点から上死点への移動時に軽さを感じました。
理論的には、シューズが軽くなったことによって回転が早くなればなるほど回転の際の慣性が少なくなるのでより高回転時には有利になるはず。
コメント