概要
Rib Cage IIに、EMT CAGE MOUNT ROAD TOOLを組み合わせることで、ボトルケージに工具を収納できます。カーボンだと20g未満、樹脂系の安いやつなら、33gです。
トライアスロンやロングライドでは機材トラブルが発生する確率が高いので、最低限の工具は持参したいところです。しかし、サドルバッグを付けるとエアロが悪くなるし、ジャージのポケットに工具を入れると重くて嫌だし、フレームバッグは見た目的にちょっと。。。という感じでした。
そこで見つけたのがこの組み合わせです。ボトルケージ下部に工具を収納できるので、見た目もスッキリしてエアロ性能への影響も最小限に抑えられます。重量も軽いので、ヒルクライムが含まれるIRONMAN系のレースでも問題ありません。
写真
ボトルケージの下に工具を収納出来ます
六角ボルトで留まっています。
tarmacに設置してみるとこんな感じ。
取り付け方法
取り付けは簡単です。まず既存のボトルケージを外して、EMT CAGE MOUNT ROAD TOOLをフレームに取り付けます。その上にRib Cage IIを重ねて、付属の長いボルトで固定するだけです。
工具収納部分には、タイヤレバー2本、予備チューブ、CO2ボンベ、六角レンチ(4、5、6mm)程度なら余裕で入ります。パンク修理に必要な最低限の工具が収納できるので、ロングライドでも安心です。
ただし、収納部分は完全防水ではないので、雨の日のライドでは注意が必要です。工具をビニール袋に入れるなどの対策をしています。
感想
このボトルホルダーは取り出しづらい。逆に、ホールドがしっかりしていると言えるが。しかし、今までにボトルホルダーが原因でボトルが落ちたことは無く、出し入れしづらいことによるストレスの方が大きく感じる。
実際に200kmのライドで使ってみましたが、ボトルの取り出しやすさに関しては確かに従来のボトルケージより劣ります。特に、ダウンヒル中や集団走行中にボトルを取ろうとすると、少し力が必要でワンハンドでの操作がしづらいです。
一方で、工具が常に携帯されているという安心感は大きいです。以前は工具を忘れて出発してしまい、パンクしたときに困ったことがありました。この組み合わせなら、工具を忘れる心配がありません。
重量的な影響も気になるところでしたが、実際に使ってみると33gの重量増はほとんど感じません。むしろ、サドルバッグを使っていた時期と比べると、ダンシング時の違和感が無くなって快適になりました。
エアロ性能への影響も実感レベルでは分からないです。TTバイクにも取り付けてみましたが、タイムトライアルでの体感的な違いはありませんでした。
メンテナンス性について
工具部分の掃除は定期的に行う必要があります。特に雨上がりのライドの後は、泥や砂が入り込むことがあるので、工具を取り出して清拭しています。
また、CO2ボンベは定期的に交換日付をチェックしています。古いボンベは圧力が下がっている可能性があるので、半年に一回程度は新しいものに交換するようにしています。
他の選択肢との比較
サドルバッグとの比較では、やはりエアロ性能と見た目の点でこちらが上です。トップチューブバッグとの比較では、容量は劣りますが、ドリンクボトルとの干渉が無い点でこちらが使いやすいです。
フレームに直接工具を取り付けるタイプのマウントも検討しましたが、フレームの形状によっては取り付けできない場合があるので、汎用性の高いこの組み合わせを選びました。
価格的にもサドルバッグより少し高い程度なので、コスパは良いと思います。
注意点
ボトルケージの材質選びは重要です。カーボンタイプは軽いですが、強度的にやや不安があります。特に、ボトルを勢いよく差し込んだりすると割れる可能性があります。樹脂系のほうが重いですが、耐久性は高いです。
また、フレームのボトルケージ取り付け部分のネジ穴の状態も確認が必要です。古いフレームの場合、ネジ山が痛んでいることがあるので、取り付け前にチェックしておいたほうが良いです。
まとめ
ボトルケージと工具の一体化は、見た目とエアロ性能を重視するトライアスリートには良い選択肢だと思います。ボトルの取り出しやすさは多少犠牲になりますが、工具携帯の安心感とスッキリした見た目を考えると、メリットのほうが大きいです。
特に、TTバイクやエアロロードを使っている人には、エアロ性能への影響を最小限に抑えつつ工具を携帯できるので、おすすめです。ただし、頻繁にボトルを取り出すような暑い日のライドでは、取り出しやすさを優先したほうが良いかもしれません。
長距離のトライアスロン大会やブルベなどでは、機材トラブルに対する備えは必須なので、この組み合わせは重宝しています。見た目も機能も両立できる良いアイテムです。
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