概要
- 1年ほど前に買った充電式空気入れがちょっと不便なので改造しました。
- この空気入れは規定空気圧になったら自動で止まるのですが、空気を充填しているときはプッシュスイッチを押しっぱなしにする必要があります。
- スイッチを押しっぱなしにするのが面倒なので押しっぱなしにしないでも良いように改造しました。
問題
空気を充填するのに、1分とかかかるのでその間に無駄にスイッチを押しっぱなしにするのは時間の無駄です。
夏タイヤ、冬タイヤの交換の際には空気がすごい抜けているので空気の充填に1本あたり数分間かかります。それを4本やるとなると10分程度の時間を浪費してしまいます。
(そもそも脇には主電源のトグルスイッチがあるのでそこまで厳重にする必要は無いように思います)
紐などで、このプッシュスイッチを常時押しっぱなしに固定してみたのですが、1回自動で規定空気圧になって停止した際には、プッシュスイッチを一度オフにする必要があるという安全装置が入っています。
仕方がないので、並列して固定できるスイッチをつけるのが手っ取り早そうなので改造します。
改造
トグルスイッチが1個手元にあったのでそれを使います。
横のネジを8本ぐらい外すと縦に半分に外れます。
分解してみたら、意外とぎっしり詰まってます。絶縁処理もしっかりしてあってさすがMakitaです。せっかくなので同等のクオリティで改造していこうと思います。
どこに設置するかかなり悩みます。ケースに入れたとき干渉しなくて、持ち運ぶときにじゃまにならない箇所で、他の部品に干渉しないところとなるともう、必然的に1,2箇所しか候補がないです。
上部にギリギリ隙間があるので、上部の親指が当たるあたりにつけることにします。ここなら操作もしやすそうです。
スイッチの構造は単純な結線になっているので並列してスイッチをとりつけます。
ハンダゴテでABS樹脂を溶かして穴あけ。
はんだ付けして配線を取り回して終わり。
ケースにもちゃんと収まるような位置に取り付けています。
動画で撮影。これで空気入れが楽になりました!
使ったのはこちらの商品。10Vなので弱いです。。。充填する空気圧が高くなるとどんどん遅くなります。頻繁に使うなら18V仕様が同じような値段なので18Vのほうがおすすめです。
欠点は、18Vはバッテリーがかなり高いです。また、本体の大きさが二回りぐらい大きくなります。
その後
- 自転車の空気を入れるときには、バルブの接合部がはめづらいので、ロードバイクの空気入れは手のポンプを使ってます。。。。
- 空気圧のインジケーターの値が実際の値より高く出るので微妙です。
- 電池がすぐに無くなります。車のタイヤを充填するとおそらくタイヤ2本分ぐらいで無くなります。18Vのバッテリーを使える空気入れのほうが便利そうですが、値段が倍になっちゃいます。
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