2025年の登山部分のコース
2025年の小松鉄人レースの計画のために分析します。
運営の方が走ってくれたコースはこちらのようです。
山行記録: 大倉岳 小松鉄人レースコースデータ取り
2025年05月22日(日帰り) 北陸, トレイルラン / 1048qqの山行記録

スタート地点は標高約200m
2023年の登山部分のコース
大倉岳は、バイクを降りたところからすぐに上りが始まっていそうですが、動山の場合は山に入る前に1.5km, 山から出てから1.3kmほどあるので2.8kmが舗装路です。
実質は3.9kmが山道になります。山道だけを集計すると3.9kmで535mの獲得標高になります。
スタート地点は標高約130m
AIによる分析
コースデータの比較
項目 | 2025年コース | 2023年コース | 差分 |
---|---|---|---|
総距離 | 8.4 km | 6.6 km | +1.8 km |
獲得標高 | 608 m | 535 m | +73 m |
山道部分の平均勾配 | 約7.2% (8400m, 608m up) ※1 | 約13.7% (3900m 535m up) ※2 | – |
※1 2025年コースは全区間が山道と仮定して計算。
※2 2023年コースは注釈にある「実質3.9kmの山道」で計算。
分析と考察
2025年のコースは2023年と比較して、「より長く、アップダウンを含んだ総合的な走力が試されるコース」になっていると言えます。
1. 距離と獲得標高
まず、単純な数値比較で2025年の方が距離で1.8km長く、累積で登る高さも73m多くなっています。全体的な運動量は2025年の方が多く、より高い持久力が求められます。
2. コースの性質とレイアウト
両者の最も大きな違いは、コースのレイアウトとそれに伴う勾配の変化です。
- 2023年コース:短距離・急勾配型
- 注釈にある通り、舗装路のアプローチ区間の後、3.9kmという短い距離に535mの登りが凝縮されています。
- 平均勾配が約13.7%と非常に高く、「短く、ひたすら続く急な登り」というレイアウトです。瞬発的な登坂能力(パワー)がタイムを大きく左右します。
- 2025年コース:長距離・アップダウン型
- 標高グラフを見ると、2023年のように単純な一本調子の登りではありません。
- スタートから約2km進んだ後に本格的な登りが始まり、4km手前で一度ピークを迎えます。
- その後一度下り、5km過ぎから再び登り返すという「二段構え」の山岳セクションが特徴です。
- 登りだけでなく、下りのテクニックや、アップダウンを繰り返す中でのペース配分が重要になります。
まとめ
2025年のコースは、2023年と比べて以下のような特徴があります。
- 難易度: 距離と獲得標高が増えているため、全体的な負荷は2025年の方が高いと言えます。
- 求められる能力:
- 2023年は「パワーと短い急登への耐性」が中心でした。
- 2025年はそれに加え、「長丁場を走り切る持久力」「アップダウンに対応する総合的な走力」「下りの技術」といった、より複合的な能力が求められるコース設定になっています。
計画を立てる上では、単純な登坂トレーニングだけでなく、長い距離を走り続ける練習や、下りを含んだ実践的なトレーニングがより重要になると考えられます。
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