概要
- 今回は一人旅、個人手配です。自分でやることにより、英会話の機会を増やし、トラブルを経験し、経験値を積めるためです!
- 初ロングで、目標は10時間切りでしたが、バイク後半から激しい腹痛があり、スローダウン。。。
- ランは歩き。トイレは3回ほど行くが、腹痛収まらず。
- 2016年からアジアパシフィックチャンピオンシップがメルボルンからケアンズに変更されました。
- 大会の満足度:★★★★★
リザルト
Overall: 11:38:31 (Div rank 65)
- Swim: 1:08:51 (Div rank 52)
- Bike: 5:29:02 (Div rank 45)
- Run: 4:51:06 (Div rank 65)
(Overall rank 458/1434)
レース当日の朝
- レースの朝。真っ暗の中、T1へ向けてのシャトルバスへ向かう人々の写真です
- IRONMANケアンズのスタート地点は、市街から北に30kmほどの場所です。よって、シャトルバスで30分ほど移動する必要があります。
T1到着。
到着と同時に雨。。。
わかりづらいですが、結構降ってます。余裕を持って来たので、レース開始2時間前に到着です。
なんだかんだ、準備のためにやることがいっぱいあり、トイレ行ったりしているとギリギリです。
投光器があるので、各自で懐中電灯を持たなくて良いです。有り難い!
写真だとわかりづらいですが、雨です。まぁ、雨の方が熱中症にならなくていいですけどね。路面滑りやすくなるのかが心配でしたが、途中から曇ったので路面はセミウェットからドライになりました。
今回も空気入れをお借りしました。借りないで済むように小型空気入れを買いましたが、規定気圧を入れると、体力がかなり削られてしまうので実際には使えない。。。
なので、他人に借りました。(ゴール地点は別の場所なのでその空気入れはどうやって回収するのか不思議です)
若干、身体が重いですが、ストレッチだけして行きます。
軽くランをしたいけど走れる場所が無いので無し。
エリートのバイクラックを見学。
タイム表が濡れて、紙が崩壊しかかる。
太陽が出てきました。
レース内容
スイム
- 今年に入ってからは、週に1回のペースでしか泳いでいませんでした。
- 練習時間はほとんどバイク練習につぎ込んでいました。
- 海はうねりもあり、タイムが心配でしたが、「スイムはウォームアップ」と考えて攻めすぎず、守りすぎず、適度な負荷で泳ぎました。
- 泳いでいるときは、ブイが流れているのか自分が流されているのかよくわかりませんでしたが、履歴を見る限り、まっすぐ泳げていそうです。
- 今回は数人づつのローリングスタートだったので、スタート直後の混雑はありませんでしたが、ウェーブごとなので同じような泳力の人が固まり、抜きづらい状態が終始続きました。
バイク
- バイクにシューズを付けっぱなしにして居ましたが、T1テントから靴下で走るときに靴下がずぶ濡れになりました。この影響でゴールまでずっとずぶ濡れです(後々、皮がふやけてランのときにマメができまくる原因に・・・)
- ランで脚が攣らないように、踏みすぎないように、坂も高ケイデンスで攻めました。
- 後半50kmぐらいから腹痛が出てきて、しかも身体に力が入らなくなってきたのでペースダウンしてます。
- Ave 32.6km/h。。。ケアンズから風が吹いていて向かい風の時間の方が長いのでペースダウンはしょうが無いのですが、腹痛の影響で平均速度が予想以上に低いです。15分も予定より遅いタイムでした。
- フラットなはずですが、獲得標高で1000mぐらいあるようです。まぁ、細かいアップダウンなので下りの勢いで上れちゃうのでさほどつらさは無いです。
- 後半ペースが落ちたせいかもしれないですが、脚の攣りは一切無し。
- 最後の最後で市街地のBumpがあって、Shivの弁当箱のふた(Fuel Cell)と、サドルに付けていたCO2カートリッジが脱落し、凹む。。。
ラン
- 人生3度目のフルマラソン
- ラン用に靴下を用意していなかったので、バイク中のびしょ濡れの靴下を引き続き使用。そのせいで、足の裏がふやけてマメだらけ。皮も剥けて大変!
- 5km毎にウォーキングを入れて、5km x 8本で走ろうと考えていました。最初の5kmは4:40/kmぐらいで予定通りでした。
- しかしながら、激しい腹痛が襲ってきます。走ると痛くなり、歩くと平常になります。また、う○こが漏れそうな状態です。。。
- トイレに行っても、全然出ない。。。
- そんな状態なので、ほとんど歩きです。エイドステーションでは全て停まり、コーラとスイカを食べてました。それを楽しみに走ってました(歩いてました)
- 最後の方はまっすぐ歩けないくらいフラフラで弱ってました。
- 沿道からは名前で応援してくれるし、色々かけ声かけてもらえてたのしかったです。IRONMAN Phillipinesだと言語が違うから、会話にならないけど、英語圏だと楽しいです。
- 中には併走して、語りかけてくれる人も居て超嬉しいです。
- 歩くと1時間で8kmぐらいしか行かないので、ゴールまでがすごい遠く感じました。
- ほとんど歩いたので、翌日は脚の疲労はほとんど溜まらず、消化不良な感じです。
レース後
- ゴールして、トイレにいっても何も出ない。。。お腹痛いのに。
- とりあえず、仮設トイレは汚くて辛いので、ホテルに戻り、トイレに引きこもり。
- 色々出して、スッキリ元通り。エイドステーションでたくさん食べたので、シャワー入って速攻就寝。洗濯は翌日に持ち越し。
スプリット
サマリー
スイムとバイク
ラン
レース後
読みやすいせいか、沿道から名前を呼んで応援してくれる人が多数!
蝶々のバランスが悪くて、首にかけると下を向いちゃうメダル。
なんとか完走できました。
まとめ
- 腹痛との戦いでした。原因がよくわからないので、対処しづらい。仮説としては、補給の水、前日の食事、レース中のお腹の冷え。この辺りを気をつける。
- 大きな怪我が無く完走できたので良かった!
- 補給などの話は後日します
- THETA欲しいなぁ。。。。iPhoneでは画角が狭いので、これを使えばもっと臨場感とか全体の雰囲気がわかる写真が撮れるはず。
ネクストアクション
- T2で、靴下をラン用に用意する。T1で靴下は履かない。
- 首の後ろにウェットスーツが当たって出血していたので、ワセリン塗る&ウェットスーツを上まで敢えて上げない。
- お腹の部分が冷えにくくするために、別のウェアを検討する。
コメント
原田コーチからアドバイス:
– バイクでパワーを出しすぎかも知れない。もっと抑えてみる。
– お腹にホットクリーム塗ったりして冷えを防止する(猛暑で無ければ塗るとか)
http://www.cairnspost.com.au/news/cairns/tragedy-strikes-cairns-ironman-after-japanese-competitor-dies-in-hospital/news-story/dce97d252c8a384a0db85a032acbd1da?nk=b2bce970f482bd82d5bff7cfbf5508b2-1466388727
ご冥福をお祈りいたします。
日本では翻訳された記事が出ていませんが、アイアンマンケアンズ 70.3 2016のスイム中に病院へ搬送された方がなくなられたとのことです。
知り合いでは無いですが、同じ場所で泳いでいた自分としてはこの死に、ほんの少しでも影響を与えているため、とても考えさせられます。といっても、自分としてはどうすることも出来ませんが。
去年から引き続き、スイム中の事故が多いので、死因の究明と再発防止を全力でがんばって欲しいです。