
今年も塔ノ岳ピストンで登山トレーニング:高湿度で汗が乾かない大倉尾根
概要
登山トレーニングのために、去年と同様に今年も塔ノ岳ピストン(大倉尾根往復)に行ってきました。
リカバリーも含めて、この日は尋常ではない量の給水をするサバイバルな1日となりました。
朝のハプニング:深夜の地震と電車の遅延
朝、5時31分乃木坂駅発の千代田線に乗るために5時に起床。しかし、深夜に発生した地震の影響で常磐線直通の千代田線にダイヤ乱れが生じており、乗る予定の電車が20分ほど遅れて入線してきました。
その煽りを受けて、小田原方面へ向かう小田急線の急行への乗り継ぎも30分ほど遅れることに。 地震の影響による緊張や睡眠不足もあり、電車の中では半分ほど眠りながら移動しました。
秦野駅に到着すると、トレラン系のアスリートたちが結構な人数降りていきました。おそらく大山方面に向かったのでしょう。 私はそこから一駅先の渋沢駅で下車。渋沢駅周辺はトレラン勢はまばらで、ほとんどが一般の登山客といった様子でした。

駅前から丹沢を撮影してみましたが、相変わらず厚い雲がかかっています。振り返れば、ここ最近の登山5回連続で晴れていない気がします。というか、過去にすっきりと晴れたのはたった1回だけではないでしょうか……。

蒸し暑い大倉尾根:汗が蒸発しない中での給水
登山口に到着。1Lのボトルへの給水は、塔ノ岳登山道の入り口にある無料の水汲み蛇口で行いました。冷たい湧き水がありがたいです。
いざ登り始めると、とにかく蒸し暑い!
気温自体は30℃に届いていなかったのですが、それ以上に湿度が高い。汗が蒸発してくれないので気化熱が奪われず、いくら汗をかいても体温が下がってくれません。
私はもともと汗をかきにくい体質なのですが、それでも流れる汗が止まらず、気づけば靴下まで濡れてしまうほど。立ち止まって休憩すると、パンツの裾から1秒に1滴ほどのペースで汗がポタポタと滴り落ちてきます。蒸発せずに滴り落ちる汗は、体を冷やす仕事をしないまま捨てられているだけなので、正直もったいないです。
結局、駅から山頂にたどり着くまでの登りで1.5Lの水分を補給しました。とはいえトライアスロンをやっている方からすると1.5Lは特別多い量ではなく、むしろ少ない部類だと思います。
水分補給に加えて、熱中症対策に「塩熱サプリ」のタブレットを道中で3粒摂取しました。汗で失われるのは水分だけではないので、電解質を一緒に入れておくと水の吸収がまったく違います。
それにしても、天気が良くない割には登山道がかなり混雑していました。 驚いたのは、登山者の女性比率が3割ほどに増えていたことです。昔は大倉尾根といえばほぼ男性しか見かけない硬派なルートだった印象ですが、塔ノ岳自体の人気がかなり高まっているのを感じます。


補給食:朝のおにぎり1個とメダリストのジェル2本
朝食は、おにぎりを1個だけ食べて出発しました。ふりかけが見当たらなかったので、代わりに「マキシマム」というスパイスをふりかけたおにぎりです。完全に苦し紛れの思いつきだったのですが、これが美味しかった! 塩気とスパイスが効いていて、出発前の慌ただしい時間でもするっと食べられました。
行動食は、メダリストのエナジージェルを2本持参しました。摂ったタイミングは、上りの中間地点で1本、上りの8割ほど進んだところでもう1本です。
メダリストは補給食の比較記事にも書いたとおり、とにかく味が良いので愛用しています。疲れてくると「美味しくない」がそのまま摂取のハードルになるので、続けられる味かどうかは想像以上に大事だと感じています。
風のない山頂と、滑る路面での下山
なんとか塔ノ岳山頂に到着。山頂は驚くほど寒くなく、風もほとんど吹いていませんでした。おかげで快適に休憩できました。

下山に移りますが、前日に雨が降っていたため、粘土質の路面や濡れた岩がかなり滑りやすくなっていました。 さらに、最近はトレーニング不足で膝周りの筋力が落ちているためか、自分の身体を足元でしっかり支えきれない感覚があり、怪我を避けるためにいつもよりゆっくりと慎重にペースを落として下りました。
帰路のリカバリーと手痛い反省点
無事下山して渋沢駅に到着。しかし、帰りの電車が出発するまでわずか5分! 大急ぎで駅の売買でリカバリー用の牛乳とカルピスを購入しました。この2つをその場で混ぜ合わせて「特製カルピスミルク」にして一気に飲み干します。これが乾ききった身体に最高に染み渡ります。

駅のホームで慌てて上のシャツだけは着替えましたが、パンツは汗でびしょ濡れのまま。 帰りの電車では席が空いていたものの、シートを濡らしてしまうのが申し訳なくて座ることができず、立ちっぱなしで帰る羽目になりました。 下半身の着替えも持って行くべきでした。そうしないと登山の帰路が本当に辛くなります。次回からは絶対に着替えのパンツをザックに忍ばせておきます。
さらに、朝5時起きだった疲れもあり、電車内で立ったまま寝落ちしてしまい、頭をぶつけるという大失態。 色々ありましたが、やはり塔ノ岳ピストンは足腰の強度の高い良いトレーニングになります。次回の登山に向けて、筋力もしっかり戻していきたいと思います。




