KOMATSU全日本鉄人レース2025 鉄人の部 コースのGPXデータ

概要#

結論から言うと、2025年9月28日に開催されたKOMATSU全日本鉄人レース、通称コマ鉄の鉄人の部を私が実際に走ったGPSログを、Garminへコースとして取り込む用途に最適化したGPXにしました。下のリンクからダウンロードできます。

実走ログをそのまま配っても使いにくいので、無駄な点を削ってあります。15,172点あった元データを1,976点まで減らしましたが、コースの形は最大1mしかずれていません。

2025年鉄人の部の全4レグを1枚に重ねたコース図。太い青のBike 1と細い緑のBike 2が大半の区間で重なっており、往路と復路がほぼ同じ道であることがわかる

きっかけは、2025年のコースデータが欲しいと言われたことでした。せっかくなので記事にして誰でも落とせるようにしておきます。

特に登山コースは要注意です。2024年は能登半島地震でいつもの登山道が使えず、登山そのものがありませんでした。2025年は場所を大倉岳へ移して復活しています。つまり、私が以前書いた2023年のコースデータ記事の登山コースは、もう使えません。

2023年のコースデータ
イベント

KOMATSU全日本鉄人レース2023 コースのGPXデータ

KOMATSU全日本鉄人レース。通称、小松鉄人レース。2023年の大会はコースが一部変更になりました。

2023/06/21
KOMATSU全日本鉄人レース2023 コースのGPXデータ

公式サイトのコース図は画像なので、そのままではサイコンに入りません。初めて出る方がコースを把握する手段として、実走ログ由来のGPXは役に立つと思います。

コースの雰囲気や当日の様子は、大会レポートのほうに書きました。

2025年の大会レポート
レース結果

2025年 小松鉄人レース 鉄人の部 完走

2年ぶりに小松鉄人レースへ参加して完走してきました。

2025/10/03
2025年 小松鉄人レース 鉄人の部 完走

ダウンロード#

レグごとに1ファイル、それと全4レグをまとめたファイルを用意しました。サイコンには種目ごとに分けて入れたほうが扱いやすいので、基本は個別ファイルをおすすめします。

レグファイル距離獲得標高
Bike 1komatsu-tetsujin-2025-bike1.gpx21.9kmD+265m
登山komatsu-tetsujin-2025-climb.gpx8.6kmD+571m
Bike 2komatsu-tetsujin-2025-bike2.gpx24.8kmD+158m
Runkomatsu-tetsujin-2025-run.gpx18.7kmD+157m
全部komatsu-tetsujin-2025-full.gpx73.9kmD+1151m

いずれも位置と標高だけのシンプルなGPXです。出場を検討している方やコースを下見したい方に使ってもらうために置いています。

実走データ#

GPXから計算した実測値です。

レグ距離獲得標高
Bike 121.9kmD+265m
登山8.6kmD+571m
Bike 224.8kmD+158m
Run18.7kmD+157m
合計73.9kmD+1151m

注意していただきたいのは、公式に案内される距離とは差がある点です。私自身も大会レポートでBike 30kmと書きましたが、実測では24.8kmでした。Bike 1も20kmに対して21.9kmです。特にBike 2は5km以上ちがいます。GPSの誤差で説明できる差ではないのですが、理由は分かりません。いずれにせよ、距離を目安にコース上の位置を判断すると、ずれます。

獲得標高の合計はD+1151mでした。鉄人の部の登りの半分が、8.6kmしかない登山レグに集中しています。ここが勝負どころだというのが数字からもはっきりわかります。

レグごとのコース#

Bike 1#

コマツドームをスタートして、尾小屋方面へ登っていきます。終盤に約1kmで平均4%の坂があります。

登山#

大倉岳のループです。後半はスキー場のゲレンデを下ります。D+571mを8.6kmで登って下りるので、コース全体のなかで一番密度が高い区間になります。

Bike 2#

大倉岳からコマツドームへ戻ります。コース図を見るとわかりますが、Bike 1とかなりの区間が重なっています。下り基調でD+158mしかありません。

Run#

コマツドームを起点とした約19kmのループです。3km地点あたりに山田峠という登りがあります。

データをどう加工したか#

生のログをそのまま出すのではなく、コースデータとして使いやすいように加工しました。何をしたかを書いておきます。

位置と標高だけ残した#

心拍、パワー、ケイデンス、時刻をすべて削除しました。コースとして取り込む用途では使わないデータですし、消せばファイルも小さくなります。残したのは緯度、経度、標高の3つだけです。

直線を間引いた#

Douglas-Peuckerというアルゴリズムで点を減らしました。元の軌跡から最大1mまでしかずれない範囲で点を削る、という指定です。

この方法の良いところは、直線では大胆に間引き、カーブでは点を密に残すという判断が自動で決まる点です。長い直線道路なら両端の2点で十分ですが、ヘアピンでは点を残さないと形が崩れます。結果として、合計15,172点が1,976点まで減りました。87%削減してもコースの形は最大1mしか変わりません。

サイコンは点が多いコースを読み込むと動作が重くなります。ナビゲーションの精度を落とさずに軽くできるので、やっておいて損はない処理です。

その場に溜まった点を消した#

GPSは、動いていない間もその場に点を打ち続けます。トランジションなどで生まれるこの点の塊は、コースとしては意味がないので削除しました。

判定条件は、60秒以上にわたって25m以内から動いていない区間、としています。この条件なら、登山の急斜面をゆっくり登っている区間を巻き込む心配はありません。実際、今回のログで最も移動量が小さかった60秒でも37m動いていて、しきい値には余裕があります。

Garminへの取り込み#

Garmin Connectのコース機能にGPXをインポートして、デバイスへ同期する流れになります。取り込んだあとにコースタイプを聞かれたら、Bikeレグはサイクリング、登山はハイキング、Runはランニングを選んでください。ファイル内にも同じ種目を書いてあります。

レース当日のナビゲーションはもちろん、事前の試走やイメージトレーニングにも使えると思います。

注意点#

これは公式コースではなく、私の実走ログです。 以下の点にご注意ください。

  • コーナーのライン取りは、私がそのとき走ったラインです。
  • 標高はGPSウォッチが記録した値です。実測値そのままなので、多少の誤差はあります。
  • 年によってコースは変わります。2023年から2025年の3年間で、登山コースは2回変わっています。当日は必ず公式の案内を確認してください。
  • スタート前とフィニッシュ後の移動は含んでいません。

FAQ#

Q. 鉄人の部以外の距離にも使えますか。

バイクコースは他部門と共通区間が多いので参考にはなりますが、そのままでは使えません。登山は鉄人の部だけです。

Q. 元のStravaデータはどこにありますか。

各レグのStrava埋め込みから辿れます。元データを自分で加工したい方は、Stravaからご自身でGPXをエクスポートしてください。

Q. なぜ時刻データを消したのですか。

コースとして取り込むときに時刻は使わないためです。時刻が入っているとサイコンによっては「アクティビティ」として解釈され、コースに変換する手間が増えることがあります。

まとめ#

  • 2025年の鉄人の部の実走ログから、4レグ分のコースGPXを作りました。
  • 直線を間引いて15,172点を1,976点にしました。コースの形のずれは最大1mです。
  • 位置と標高だけを残し、心拍やパワーや時刻は削除しています。
  • その場に溜まっていた点も削除しました。
  • 公式の距離表記と実測には差があります。Bike 2は30kmと案内されていますが実測24.8kmでした。
  • 2025年から登山コースが大倉岳へ変わっています。2023年のデータは使えません。
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